第67回テルペン学会
落花生とマックスコーヒーの国 千葉にて、10/28 (土)-10/30 (日) に開催された第67回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会
(TEAC) に参加し、口頭発表1件を行いました!普段の学会ではあまり出会えないテルペンの研究が満載で,トリテルペンを扱っている私としてはとても希有な勉強の場となりました。精油の抗菌活性に関する調査や香気成分の解明,ごりごりの全合成など発表分野も多岐に渡りました.
(糸賀は,初の口頭発表をがっつり有機合成を専門とする方の前ですることになりまして非常に非常に緊張しました.)
ですがやはり森林資源を上手く使おう!という発想が出発点の研究は少なかったですね,森林科学専攻と薬学や生物系の方との違いは刺激になりました.我々ならではの売り(良さ)
を再確認.緑茶の緑茶たる香りを醸し出したり,種々の生理活性を示したり,そして鋭意全合成が試みられているテルペンはやっぱり魅力的な樹木成分だなと実感した2日間でした.(我々の森林科学専攻でも扱う人が増えてくれたらいいな.)(糸賀)