The 5th ICC & セルロース学会第30回年次大会
広島にて9/26(火)-29 (金) に渡り合同で開催された、The 5th International Cellulose Conference [ICC2022+1] とセルロース学会第30回年次大会に出席しました。ICCでは、世界トップレベルの研究者による講演や、最先端の研究についての発表が行われ、セルロース関連研究の世界的盛り上がりを感じました。複合のメンバーは、ICCにおいて口頭1件・ポスター8件の研究発表を行い、修士2年のLiuさんがポスター賞を受賞しました。おめでとうございます!
セルロース学会年次大会では、今年度の学会賞を受賞された上高原教授が記念講演を行われました。メチルセルロースの温度応答性ゾル-ゲル転移を題材に、セルロース系材料の構造における少しの差異が物性を大きく変化させ得ることを示した一連の研究についての講演でした。有機反応を駆使して、セルロース系材料の構造を精密制御する技術について、勉強になるお話でした。(佐藤)